家族といる空間を楽しむ
「家にいるときは、どこにいてもお互いの気配を感じられる空間がいい。」
それが、このお家のコンセプト。
2LDKに生まれかわった間取りは、よく見ると扉や壁がない。
あるのは、「ルーバー」と「棚」と「段差」。
仕切りがない、でもゆるやかに間仕切られている。
そんな曖昧な空間だからこそ、どこからともなく家族の気配が流れてくるのだ。
内装は、すべてシックなカラーで統一。
床に使うミャンマーチークの赤味が、どこか懐かしい風合いだ。
天井のコンクリート向きだし仕上げも相まって、オトナかっこいい仕上がりとなっている。
ポイントはそれだけではない。
南側に設けた、この時代だからこその、日本らしいタタミの部屋。
そして、マンションなのに縁側。
高台の立地を生かした絶景を眺めながら、くつろぐことができる時間。
家にいる時間を、非日常なものに。家にいる時間を、贅沢なものに。